ほぼ初ジャカルタでの移動手段
ジャカルタに行った主な目的はインドネシア語技能検定の受験です。また、せっかくジャカルタまで来たので、以前から知っていた現地の人材派遣会社を訪問して、ジャカルタでのお仕事の事情などを聞いてきました。その後は、ビザが切れかけていたためそのままシンガポールに出てから、とんぼ返りでジョグジャに戻ってくるという忙しい旅程となりました。
ジャカルタの交通事情
ジャカルタに行ってまず驚いたことは、ビルが立ち並んでいてかなり都会であることと交通事情の特殊さです。
ジョグジャカルタでも、バス、タクシー、バイクタクシーと基本的な要素は変わりませんが、ジャカルタでは特に一般の車両と比べてタクシーなどの交通サービスの割合がかなり高いと感じました。あと警察が多い
空港からはやむをえずタクシーを使うしかなかったのですが、その他は徒歩かバイクタクシーで済ませました。初めてでよくわからなかったのでおばちゃんに話を聞いて、スカルノハッタからジャカルタのクニンガンへ有料道路のお金も含めてRp 250,000固定料金でした。今回はダイヤモンドタクシーを利用しましたが、ぼったくりなどのトラブルを避ける為、ブルーバードやエクスプレスを使ったほうが安全かもしれません。
(まさかスカルノハッタには入っていないと思いますが、ロゴのない違法タクシー、白タクはぼったくられる可能性がかなり高いので相手にしないほうが吉です。)
あとで駐在員の方に聞いたのですが、メーターを使ってくれるブルーバードの方が安く済むようです。ブルーバードの偽物がいるらしいので注意が必要とのことです。
道路をよく見ていると多い時は4〜5割程度でバイクタクシー、タクシーなどの車両で占められていました。
バイクタクシーは、GO-JEK, Glab bike, Uberなど、タクシーはエクスプレス、ブルーバード、ダイヤモンドなどが多かったように思います。ジャカルタも公共交通がまだまだ不便ですので、目的に応じて移動手段を使い分けないといけません。
安全で節約できる旅をするには交通事情についても知っておく必要があると痛感させれれました。
ジャカルタの交通事情が分かる記事がありましたので参考までに貼っておきます。
第50回インドネシア語検定を終えて
年末年始はジャワ語の勉強やインドネシア語の勉強、旅行などでかなり更新に時間が空いてしまいました。
年末年始はムラピ山へ、年明けてからジョグジャから電車で片道7時間半のパスルワンへ、年明け早々必要なエネルギーを使い果たしてしまったような気がします。最近になってようやく元気が戻ってきました。
インドネシア語検定って?
さて、インドネシア語技能検定試験(以下インドネシア語検定)をジャカルタで受けてきましたので試験について少しご紹介したいと思います。
インドネシア語検定は特A級、A級、B級、C級、D級、E級の6段階に分かれています。
今回は初めての受験でしたので、C級、D級の併願で受けてきました。C級は日常生活に必要な取扱説明書、広告などを読め、メールや手紙など日常的な内容のやり取りができるという程度です。B級以上は面接試験が付いてきます。
自分のレベルは、インドネシア語を語学学校で2ヶ月学んでいて単語や参考書の復習などをしてやっとC級の単語に追いついてきたという感じです。D、Eはかなり簡単ですが、Cは少しわからない単語が出てくるという感じです。
やはり単語が命!
対策としては、文法は確実に全て理解しておく。過去問を購入して1,2年分は解いて語彙が追いついているか問題のパターンを確認することです。
気になる合格率は?
C級の合格率は3割程度、B級の合格率は1割程度です。これでいかに求めてくるレベルの高さ、試験の難しさがわかると思います。普段からインドネシア語のニュースを見る、新聞を読む、単語を覚える習慣をつけておかないと特にB以降は厳しくなってくると思います。
単語が少ない、日常会話をすぐマスターできる、発音が簡単といったゆるい点もありますが、上位の級になると真剣に対策を立てないといけません。
以下、インドネシア語技能検定試験の受験者数、合格者数などのデータベース
おまけ・・・
お役立ち情報?
ジャカルタに行った際に人材派遣会社の方にお話を伺う機会がありました。
Q. インドネシア語検定って実際現地での日系企業の採用で有利に働きますか?
A. 日本国内ではかなり認知度は低いですが、現地での面接の際にはC級があればとりあえずは日常会話以上の実力は認められますね。
ないよりはかなり有利になりますし、現地ではインドネシア語、英語が重視されるのは確実です。もちろん、業種、職種(目的)に依存しますが将来インドネシアで働きたい方は取っておいたほうが良いでしょう。
それでは!
ジャワ語 始めました
年末になりましたがインドネシアでは暑い日が続いています。最近は雨季にしては雨が少なく、代わりに風が強いという様子です。
日本のクリスマス、イルミネーション、正月休みという雰囲気がとても懐かしいです。
そんなインドネシアでの休暇ですが、クリスマスを遊んで過ごした後はインドネシア語検定に向けた勉強やジャワ語の勉強に力を入れています。
今回ジャワ語を勉強する理由ですが、
・研究調査で村に入る時にジャワ語で簡単な挨拶ができることで、交渉が有利になる、住民に安心感をあたえられる。
・せっかくジャワ語のスタンダードの一つであるジョグジャにいるので、勉強しないと勿体無い。
・親しい友人、ジョグジャ市民、インターン先、日常でジャワ語を使いたい、理解したい。
・言語と文化の理解 という感じです。
ジョグジャの語学学校、前回はインドネシア語コース、今回はジャワ語コースです。
インドネシアには約738の言語が存在し、公用語はインドネシア語とされています。マレーシアとインドネシアの交易地であったスマトラのリアウ地方の言葉を元に作られ、言語を統一するためにより簡単な言葉が選ばれたそうです。そしてマレーシア語をはじめとして、オランダ統治時代の名残からオランダ語、イスラム教が多数を占めるためアラビア語、そして英語やジャワ語にも影響を受けています。
ジャワ語の難しさ
ジャワ語の一番厄介なところは(一番喋れる人が多いはずなのに公用語にならなかった理由の一つだと思いますが)、4つのレベルに分かれていることです。日本語のように尊敬語や丁寧語、友達との話し言葉、スラングなどがあります。
4つのレベル
① Krama Alus 年上に対して使う言葉
② Krama 初めて会う人、年上に対して使う言葉
③ Ngoko Alus 結婚して大人になった友人に対して使う言葉
④ Ngoko 近い友達同士、家族、子供が使う
厳密に言うと、まだ分類があり Bagongan ...王宮で使われる言葉、Krama madya... スラングなどがありますが主に使われるのは上の4つです。
あくまでもイメージですが、日本語の「食べる」という動詞が、食う、召上る、お食べになる、いただく、のように変化するのと似ていて、ジャワ語のレベルを間違えて文章を作ってしまうと、「お昼は何を食いましたか?」というような、変な文章になりかねません。
また、母音の発音も単語によって異なるので注意です。Kramaはローマ字読みだとクラマですが母音で終わっている(nなどの閉まる音がないので)クロモと発音します。
自己紹介に必要なフレーズですが、これもジャワ語だと4種類あります。
B/I (インドネシア語) : Anda namanya siapa?
Krama Alus: Panjenenganipun asmanipun sinten?
Krama : Piyambakipun naminipun sinten?
Ngoko Alus: Panjenengane asmane sapa?
Ngoko : Phewahe jenge sapa?
全てあなたの名前は何ですか?という意味ですが、相手と自分の立場によって使い分けます。単純にインドネシア語の4倍のフレーズを覚える必要があります。
ただし、一度に全てを使い分けることは難しい(ややこしすぎるので)
・村に調査に行く時はKrama Alusや使いそうな挨拶もメモしていく
・友達に対してNgokoを使って喋りながら、教えてもらう
・ある程度ジャワ語のセンスをつけて日常生活に役立てる
というような活用の仕方を目的にしています。
まだジャワ語の授業1日目ですが、あと4日間できるところまで勉強したいと思います。
それではよいお年を!
※言語に関する説明不足、誤りがある可能性があるため後ほど修正を行うかもしれません。
ポンティアナックの文化
インターンでお世話になっている団体の関係で、炭のガス化技術に関するセミナーの参加のため、西カリマンタンのポンティアナックへ行く機会がありました。
セミナーの翌日に現地の文化に触れる観光の時間ができたので、その時の様子を一部紹介したいと思います。
赤道記念碑
一つ目に訪れたのは赤道記念碑です。ポンティアナックは赤道上にあり、太陽がちょうど真上に来る時は直立していると影が自分の真下に来るので見えなくなるそうです。また、それにちなんだお祭りもあるとか。
赤道記念碑
記念碑の近く、川沿いの船の上のレストラン(屋台)があったのでそちらで昼食を済ませ、クラトン(王宮)へ
現地で仲良くなった学生にポンティアナックの地方の言葉はどんな感じですか?と聞いたところ、マレーシアと非常に近いのでマレー語とほぼ一緒なんだそうです。マレーシア語とインドネシア語は少し似てますが、同じ単語でも意味が違ったり、a (アー:インドネシア語読み) の発音がa (ウー: マレーシア語読み) になったりと、少しややこしいです。
クラトン(王宮)
クラトンもマレーシアの文化がかなり入ってきて、石でできている白が基調なジョグジャカルタのクラトンと比べて木と石造りの黄色が基調な派手な感じが珍しく思えました。
中を案内してくれたおじさんの話によると、マレーシア、中国、インドネシアが関わった戦いの際に30,000人ものインドネシア人の首が日本兵によって切り落とされたそうです。(7月に訪れたスラウェシ島のマナドでも指を切り落としたとの話を聞いてしまいました。)この話を確かめるすべはありませんが、ポンティアナックでは、まだ昔のことをトラウマに思っている人もいるかもしれないから日本人ということは隠して中国人ということにしておいたほうがいいよ、との助言まで頂いてしまいました。 一緒についてきた友人も初めて知った様子で、知ってたらここに連れてこなかったのに…と偶然にも日本の負の歴史を知ることになりました。
クラトン内部
カトリック教会
もともとのルーツが中華の方も多く、こちらではキリスト教の割合が高めです。そのため中華料理や豚料理といったものも人気です。
サントヨセフ教会
バティック
最後に、西カリマンタンのバティックです。バティックの柄は地方によって異なり、特徴があります。ジョグジャの茶色のバティックと比べてポンティアナックのものはかなりカラフルだと思います。柄も綺麗なものが多いです。
今回は普段旅行では行かないような場所で過ごせて楽しかったです。同じインドネシアでも島が違えば地方の言葉も風習・文化も異なることがありますが、ポンティアナックはマレーシア、華僑の影響を受けていると感じました。
ジョグジャの掃除人? Gomi-Shori-Project を取材
ラマダン月の終わった2016年8月頃より、インドネシアの古都、また教育の街として知られるジョグジャカルタにてゴミ処理に活動に励む一つの団体がある。
ミーティングで現在の問題などを説明する代表の宮崎君
今回はその団体 Gomi-Shori-Project の定例ミーティングに参加し、活動内容を取材してきた。Gomi-Shori-Projectは、このプロジェクトの発起人である日本人学生を中心にインドネシア人10名ほどがこの活動に参加している。
この活動のきっかけは、彼がバリ島でのクリーンアップのプロジェクトに参加した際に見た途上国のゴミ処理の不十分さを感じ、この現状に危機感を感じたからだという。本来はボランティアに頼るのではなく、インドネシアの問題はインドネシア人が主体になって解決すべきである。そんな想いからインドネシア人主体のプロジェクトを立ち上げた。
主な活動はレストランから出た生ゴミの生物分解処理、プラスチックを油に変換することによる資源化である。自分で用意をすることが難しい設備などは、現地の大学の協力を得て活動を行っている。
現在のステークホルダーとしては、現地の大学、レストラン、現地の学生等である。彼らの活動により、既に生ゴミの処理のモデル的な運用を行えているレストランが2件ある。今後も導入ケースを増やしたいところだが、現在は人手不足と処理後の廃液の使い道の検討中で、今後の基盤を整えることが先決だという。
ジョグジャカルタ市内のレストランにて レストランの協力によりモデル的な運営が図れている。写真左:代表の宮﨑君、中央:協力をしてくれている店員、右:なぜか目をつむっている筆者
普段は締め切っているが、バケツ内の処理の様子を見せてもらうことに
ハエの幼虫である大きめの蛆虫が生ゴミを処理し、結果として廃液が取れるという仕組みである。現在は廃液の活用方法を検討中である。
有効と思われる使い道として、肥料として用いることを検討していたが、実験により、植物の種類によって効果的なものとそうでないものがあることが判明し、廃液の品質の統一、性状を見極めるのにはまだ時間がかかりそうだ。
このような活動を続けている彼にこれまでに苦労した点、やりがいを感じた出来事を尋ねてみた。
Q. 活動していてどのようなことが難しいと感じましたか?
A. やはり言葉の壁を感じることが多いですね。国民性、文化の壁なのかもしれませんが... あとはレストランでのゴミ処理についての活動ですが、何かと理由をつけて処理を続けてくれない、活動に参加してくれないケースもありますね。彼らのモチベーションを上げることが難しく思えます。
Q. 活動をしていてやりがいを感じたことは?
A. この間、ゴミ問題の視察と活動を広めるためにスラウェシ島にプレゼンを行いに行った時の話ですが、インドネシア各地から集まっている高校生に大変興味を持ってもらえて、自分たちの地域でも是非やってみたいと言ってもらえたことですね。このような活動が広まることはとても嬉しく思います。
筆者も普段はジョグジャカルタで排水処理、衛生事情に関する調査を行っているが、いつでも臭いものに蓋ができてしまう状況、例えばゴミは家の裏に、排水は不十分な処理で地下や水路に、という状況も珍しくない。環境についての問題は後回しにされがちだが、このような何気ない生活が自分たちの衛生環境を脅かしているという現状に気づき、一人でも多くの住民に問題意識を持って欲しい。(大野翔平)
Gomi-Shori-ProjectのFacebookはこちら↓
ゼロから始めるインドネシア語 の勉強を終えました
2016年の4月中旬ごろからジョグジャカルタの語学学校に通い、そこから2ヶ月ほど授業を受けてからもう一度本書を使って勉強し直しました。
学校では、インドネシア語8割、英語2割ぐらいの割合の言語を使われてインドネシア語を習っていたので所々、理解が不十分なところがありました。母国語(日本語)でインドネシア語の文法が学べる参考書としては、一番のおすすめです。
ホラス由美子著「ゼロから始めるインドネシア語」
インドネシア語の文法は、言語の中でも相当簡単な方なので、少し時間はかかりますが文法(単語の変化)さえ理解してしまえばすぐに文章を書いたり読んだりすることができます。 ただ、単語がわからないとどうしようもありませんが。
この本は十数時間ほど勉強に使ったと思います。文法のおさらいをするのにもとても便利な教材です!
本書の文法に続き、単語、会話フレーズの勉強に特化した本もありますのでまたの機会にご紹介します。
ジョグジャカルタの下水処理場へ 訪問レポート Part3 まとめ
最後のパートでは見学に行って見えてきた良かった点、問題点についてまとめます。
ご参考までに概要のpart1、処理プロセスのpart2のリンクです。
今回、インドネシアのセウォン下水処理場を訪問してきて、問題点よりも良かった点の方が多いように感じました。以下に2つの面をまとめました。
問題点
・情報共有ができていない
下水処理場の情報を得ようとすると学生の訪問レポートやそれをコピーしたページにしかたどり着かず、公式ホームページがそもそも無いようです。そのため、訪問レポートをもとに情報を拡がっていけば良い、という考えのようでした。
外国からの援助や政府からのお金を使って運営しているということもあり、市民には運転状況や排水の基準達成の可否を、公式ホームページなどで公開してほしいと思います。
・土地の低い家は下水管に接続することができない
これは当下水処理場に限った問題ではなく、重力エネルギーを用いて集水している機構では、土地のレベルが下水処理場より低いと排水を送れません。土地の低い場所では、その住宅街でのコミュニティ排水処理施設をより土地の低い場所に建てて、コミュニティごとでの処理が必要であると考えられます。
・汚泥を乾燥させたのち、行き場がない
乾燥させた汚泥は有機肥料として用いるという方針ですが、そもそも安全性のチェックが終わっていないため、まだ活用には至っていません。まだ、汚泥乾燥場はいっぱいにはなっていないためそこまで急務ではないのかもしれません。
良かった点
・排水処理施設の維持管理がよくできている
下水処理場の各プロセスを見学させていただきましたが、マニュアルに沿った運転ができており、もし修理が必要な場合は排水処理場内で修理ができるように体制が整えられているようです。
「機械は外国製で高価なものばかりだから、自分たちで直して大切に使っていかないといけないんです。」とスタッフの方に話していただきました。
・モニタリングがよくできている・排水基準が遵守されている
1日の中でも家庭排水の流入する量の多い時間帯である朝の7:30〜9:00に施設の分析施設で平日に、水質分析が行われています。流入水の汚濁度は高く、ムラのあるときもありますが流出水は、排水基準であるBOD 50mg/L 以下に落ち着いています。
・積極的に家庭からの汚泥を受け入れている
施設の見学中に汚泥を運び入れて捨てている様子を何度も見かけました。彼らは、個人でバキュームカーを持っており、仕事が入れば家庭に行き汚泥を引き抜いてこちらに廃棄します。
家庭のトイレの汚泥をそのままにしておくと、処理の状態が悪くなったり、満タンになって不法投棄されたりと問題なのですが、彼らの仕事によって幾らかの環境が守られています。
・雇用を生んでいる
施設の事務所、処理施設の運転、汚泥の運搬・処理、水質分析、機械のメンテナンスなど 環境を守る職が沢山あります。
・(直接の)情報公開に積極的で、訪問者に対しての説明や案内がとても丁寧
施設を訪問した際には、丁寧に各処理過程を案内していただきました。ラボ(分析室)も同様に拝見し、過去の水質分析の結果も1年分見せていただきました。
隠すことは何もないよ、といった感じです😁
・計画に沿って家屋接続数が順調に増加している
Part1でも言及しましたが、1年に2000家屋の接続数を増やすという計画のもと順調に接続数が伸びていっています。2012年に14,329戸だった接続数は、2016年11月現在は20,101戸まで伸びています。
終わりに、
今回の下水処理場の訪問では、自分の想像しているよりも運転がしっかりできており、安心が出来ました。今回、記事を作った目的である情報共有という点で、インドネシア、ジョグジャカルタの下水事情をより明らかにできたのではないかと思います。
ジョグジャ 下水処理場 の検索ワードでは、すでにこのブログがトップに出るようになっています。
学術用の出典として用いられたい場合は、孫引きになってしまわないように念のため報告論文原文を翻訳してお使いください。